はじめまして。


北海道 苫小牧市のパン教室

「和っか」主宰の、

おさないゆいこ、と申します。

突然ですが、

おそらく今、このプロフィールを

読んでくださってるあなたは、

パン作りやパン教室で習うことに

興味があるけど、悩んでいるか、

自分でパンを作っても、

あまり上手にできない…というお悩みを

抱えている方ではありませんか?


そうでなかったら、パン教室のブログなんて、

わざわざ読みに決ませんからね♪


もし、そうだとしたら…

わたしがパン教室を始めるまでのお話が

きっと参考になるので、

ちょっとだけ、読んでいってもらえたら嬉しいです♪


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わたしがパン作りに初めて興味を持ったのは、

今から15年程前になります。


まだ長男が2~3歳のころでした。

スーパーへ買い出しに行った時

何気に手に取った強力粉の裏に書いてあった

バターロールのレシピを見て

『パン作ってみよう』と思ったのがきっかけ。

パンを作った事がある方ならわかると思いますが、

レシピに書いてる表現って

とても曖昧なんですよね。

その当時は

ホームベーカリーも持っていなかったので

キッチンの作業台を消毒して、

そこで知識0の適当な手捏ねでパン作りをしました。



そこで、早くも壁にぶち当たります(笑)

ぬるま湯ってどのくらいの温度なの??

生地がまとまるってどういう状態??

1次発酵?ベンチタイム?2次発酵??

何?呪文??

初めてのパン作り、

もう本当に『???』だらけでした。



それでもなんとか作り終え、

オーブンで焼き上げましたが…

結論から言うと、わたしのこの、

初めてのパン作りは

見事なまでの大失敗に終わります(笑)


レシピ通りに作ったはずのパンは

匂いだけはパン屋さんと同じだったものの

パン屋さんで見るパンとは、

まったく違うもので

一口、食べての感想は『硬い・・・』でした(笑)


もちろん焼立てを食べたら、

食べれない事はないんですが

あっと言う間にカチカチになってしまうんです。


ところが、この、初めてのパン作りで

盛大な大失敗をしたことで、

わたしは、逆に火がついてしまったのです(笑)


なぜ、パン屋さんのパンと同じようにならないのか、

なぜ、あんなに硬いパンに仕上がってしまうのか。


どうしても、その『?』の答えを知りたくて、

レシピ本を読み漁りました。


でも、本に書いている事は、

強力粉の裏のレシピと一緒で

本当に曖昧な表現ばかり…

それでも回数をこなしていくうちに

捏ね方や発酵の時間なども

なんとなくわかるようになり、

パン作りの面白さが

わかるようになって行きました。



粉を混ぜていく時の感触。

バターの匂い、

生地が膨らんで行く様子の可愛さ…

生地に触れているだけで、

本当に癒される~♡と思っていたので、

わたしは、パンが好きというよりも、

パンを作ること自体が本当に好きなんだな~

と確信したのもこの頃です。



パン作りは毎日でもしたかったのですが、

2人目の子供が産まれて

子育てに時間が取られるので

思い切ってホームベーカリーを購入!

そのホームベーカリーが

わたしに

衝撃をもたらすことになるとも知らずに…!!



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何が衝撃だったか?というと…

ホームベーカリーには

自動でパンを焼いてくれる機能と

生地だけを作って

1次発酵までしてくれる機能がありますよね。


その、1次醗酵までの生地を

ホームベーカリーで作った時…

今まで自分で捏ねて来たパンの生地とは

全く別物だったんです!(◎_◎;)

ホームベーカリーから出てきた生地は

フワフワの雲みたいな柔らかい生地・・・

わたしが適当に手捏ねで作っていた生地は、

こんなに柔らかいものではありませんでした。


実は、生地の捏ねが足りないと

硬いパンになるんですね。


理由はグルテンが

しっかりと形成されてないからなんですが

当時はそんなこと、

いくら調べてもわからなかったので

本当に衝撃的でした・・・

それからは捏ねは機械に任せ

成型から自分でやるようになりました。

ネットのレシピサイトを見たり、

パン屋さんを参考にしたり…

沢山のパンを作れるようになりました。


しばらくはこれで満足して作っていたんですが、

慣れてくると今度はだんだんと、

自分がやっている事(動作)が

本当に正しいのかが知りたくなりました。

例えば、分割の仕方。

丸めかた。成形の仕方。

ネットで検索すると、出てくる情報量が凄く

どれが正解なのか

不正解なのかわからないのです。


生地を捏ねる時は叩き付けたらダメ。

と書いているサイトがあったと思えば、

生地は叩きつけて作る。

と書いているサイトが並んで出てきます。

言ってる事が、正反対なんですよね!

正解はなんなのかをちゃんと知りたくて、

日増しに、パン教室へ通いたいと

思う気持ちが大きくなっていきました。



独身だったら

迷わず専門学校へ行ってただろうな〜と思います。



基礎からしっかり教えてくれる、

本格的なパン教室に通いたいと思っていたんです。

ところが、

自分が理想とするパン教室にはなかなか出会えず…

それから約1年かけてようやく、

JHBSの認定校の先生の教室へ入学しました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

〇年経った今も、そこへ通って勉強しています。


パン教室へ通い始めてから、

私のパン作りはどんどん進化して行きました(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾

まず教室へ通って

1番最初に教えて貰ったのは

生地を作るときのお水の温度の大切さ。

(ぬるま湯や冷水などの曖昧な表現ではありませんでした。)


手捏ねの仕方。


発酵の見極め方。


実際に先生と同時進行で生地を作り、

発酵の見極め方を教えてもらい

生地の分割の仕方。


丸める手の動き。力加減。


私が自宅でパンを作っていた時に

何気なくやっていた動作が、

生地を痛めてしまっていたこと。


なぜ、それをやったらだめなのか。


それをやると、パンはどうなってしまうのか?



それを1つ1つ教えて貰い、

先生が丸めた生地を触らせて貰い、

どのぐらいまで丸めたらいいのか等、

1回目のレッスンの時に、

今まで疑問だった事を、全部聞いてきました。

この1回目のレッスンは

本当に私の人生を変えたと言っても

過言じゃありません。

初めてのレッスンで作ったパンが

びっくりするぐらい美味しくて、

わからない事をきける人が出来た事が嬉しくて、

共通の趣味の人と知り合える事が楽しくて・・・

全部がワクワクでした。



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第1回目のレッスンが

本当に本当に楽しかったので

漠然とですが、

自分もパン教室の先生になりたいな~と思いました。

JHBSは初級~上級まであり

上級が終了すると

講師の試験を受ける事ができます。

講師になると教室を開講できるようになるので

まずは講師試験を受ける事を

目標にしましたが、

その矢先にまた壁にぶち当たります。



その壁は3つあって


①メロンパンのクッキー生地

自宅で焼くと、上のクッキー生地が

パズルのようにバラバラになってしまう


②チョココルネ

コルネはコルネ型に

生地を巻き付けて行くのですが

1人で作ると、二次発酵後に

巻がほどけてしまう。


③ツイストドーナツの成形

これも2次発酵後に

巻がほどけてしまって

セクシー大根のような形に…w

どれも、先生と一緒に作ると、

お店のような出来上がりになるのに

自宅で1人で作ると

上手にできないんですね(´;ω;`)



私は、自宅で作ってみて

わからなかった事、

疑問に思ったことはメモに残し

次のレッスン時に

先生に質問責めにしていました(笑)


しかし、口頭で説明してもらっても、

頭では理解できるんですが

1人でやった時に、

やっぱりわからない事が出てくるんですね。


上級コースを終了し

講師試験を間近に迎え

試験科目である『山食』と『あんぱん』を

ひたすら練習しながら

自分の理想の教室を考えるようになり、

たどり着いたのは

『自宅へ帰った時に、

1人でも失敗しないで焼けるようになるパン教室』

というコンセプトでした。



私が今まで経験した失敗をもとに

コツや失敗する理由をわかりやすく伝え、

生徒さんたちには無駄に失敗させずに

美味しいパンを焼けるようになるパン教室です。


もちろん習う側の努力も必要です。


初心者の方が1度習っただけで、

絶対に失敗しないで

1人でパンを焼けるかと問われれば

それはNOです。


しかし、それに寄り添い、

一緒に考え、

答えを導けるような先生になりたいと思いました。


その時の気持ちは、今の教室の在り方に

しっかり反映されていて

わたしは、生徒さんたちに必ずこう言っています。


『わからない事はすぐ聞いてね』

『失敗したパンの写真送ってね』



物を見れば、

何が悪かったのかはある程度わかるので

そこから、原因を追究して行き、

フワフワの美味しいパンが焼けるように

サポートしています。


失敗したパンの写真を見せるのは

恥ずかしいかもしれませんが、

失敗の原因が詰まった大切な物なので

恥ずかしがらずに見せて欲しいんです。


パンは、簡単ではありませんが、

すごく難しいものでもありません。



しっかりと基礎がわかれば、

自宅でも

パン屋さんに負けないパンが焼けるんです。

そのためには、

実際に上手に作れる人の生地にさわり、

自分で感触を理解し、匂いを感じ

膨らんで行く様子を

観察する事が本当に大切な事だったな、

と、自分の経験から思います。


今はレシピ本も沢山あり、

ネットには大量の情報が溢れています。


だけど、それらは、

完成したものを写真で見るだけで

結局は自分の感覚で作っているから、

イースト臭かったり、

焼きたては柔らかいのに

時間が経つと

硬いパンになってしまうんです。


だけど、きちんとパン教室で習うと

本やネットの情報が理解できるようになり

さらにレシピの幅は増えて行きます。

そうなったらもう、こっちのもの!

材料を、好きな配合にしたり、

オリジナルレシピだって

自然と作れるようになってしまいます。



「和っか」は、そんな風に、

もっともっと

パン作りを楽しんでもらうために

しっかりと基礎を学べるパン教室なのです。

自分の失敗談を語るだけのつもりが、

教室への熱い思いまで語ってしまいました(笑)



そんなわけで、

上手にパンが焼けなくて困っている人、

パン作りって難しそう…と躊躇している人にこそ、

レッスンに来てほしいなって思っています。




どこまでも奥が深くて、

魅力的なパン作りの世界。

失敗も、成功も、一緒に楽しみましょう!!



パン教室「和っか」 

おさないゆいこ




取得資格

2017年 犬の管理栄養士

2019年 JHBS認定講師

2020年 デコ食パン認定講師

2020年 デコもち認定講師







レッスン場所の自宅は苫小牧駅より西側になります。

個人の自宅になりますので、詳細は予約確定後にお知らせ致します。